静物

今日はロシアの詩人、ヨシフ・ブロツキーの「静物(ナチュリムール)」という作品を読みました。

最後の文句がとても印象的です。「母親が問う。あなたは私の息子か、それとも神か?つまり、死んでいるのか、生きているのか?―ーそんなことは、女よ、関係ない。息子であろうと神であろうと、生きていようと死んでいようと、私はあなたのものである。」

詩人本人による朗読の様子がYouTubeにUpされています。詩の途中でシャッシャ!という金属音がします。

それと同時に詩人の手も背後で動いているように見えます。これは何なのかよくわかりませんが、ロシア人に聞いてみたいと思います。

この詩人のエッセイ「ヴェネツィア」は日本語訳でも出版されていますが、芸術・文学に関する高い素養が要求される、難解なものです。さらには、イタリアで写真を撮りまくる日本人観光客の悪口まで出てくるのですから、あまりいい気持ちもしません。

それにしても、久しぶりにロシア語を聞きましたが、何だか聞いているだけで落ち着く言語です。大学でなんとなく2年間ロシア語を専攻しましたが、これは何の偶然でもなかったのかもしれません。他言語の学習には好き嫌いがあると言いますが、ここまでしっくりくる言語は他になさそうです。

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